テクニカル分析③

決算発表
近くになると特に活用したいテクニカル分析ですが
どのテクニカル指標を使うのか迷いますよね?
基本的には、
ストキャスティクス、MACD、ボリンジャーバンド
で大まかな分析はできると思います。

 しかし、なぜこれらの指標は確度が高い(当たりやすい)と、
言えるのでしょうか?

 それは多くの市場参加者が使っているので当たりやすいのだと思います。

 多くの市場参加者が使っている指標というのは、
その指標に買いサインが出たら、買う人が大勢いる、
ということを意味していますね。
ここが最重要ポイントなのです。

 株価は、
買い勢力が強いと上昇し売り勢力が強いと下降します。

 ということは、
テクニカル指標が買いサインを出したときに、
買い出動する人が多い指標ほど、サインが当たりやすいと言う事になります。

 つまり自分が使うテクニカル指標を選ぶときは、
市場に浸透しているテクニカル指標を選ぶことが重要になります。

 その点で、特にストキャスティクスとMACDは、
十分に有名な指標で、市場参加者も多く使っているので安心できます。

 もともとは指標の精度がいいために使う人が多くなったのですが、
使う人が多くなったせいで、より精度が高まっています。

 こういった観点から、特に初心者の人には、
みんなが使っているテクニカル指標を使うことをおすすめします。

 現在の株式市場には、外国人投資家も多く参加しているため、
一目均衡表など、日本独自の指標を使うよりも、
世界で浸透しているMACDやストキャスティクスを使う方が無難かもしれません。

 
もし、市場参加者全員がMACDだけを参考に売買したら
どうなるか考えたことありますか?

 まずありえない話なのですが・・・w

 ここまでの話では、
指標のサインを信じる人が多ければ多いほど、
その指標の精度は上がると言う事をお話しました。

 と言う事は、
市場参加者全員が完全にMACDだけを信じたら、
精度が100%になるでしょうか?

 結論から言うと、
市場で売買ができない状況になってしまいます。

 なぜなら、
買いサインで全員が買いにまわるわけですから、
売り手が付かず、流動性が極度に低下して売買が成立しません。

 ということで、
買いサインで買い一色、売りサインで売り一色になりますので、
売買が成立することはなく、
流動性が全く無く、誰も儲けることができない状況になります。

 株よりテクニカル指標が重視される先物の相場などでは、
過去にテクニカル指標の買いサインを過信する相場で、
流動性が低下する現象が実際にあったようです。

 ですので、みんなが信用している指標で、
適度に流動性が確保されている状態、
というのが最も好ましい状態になりますね。